【生活】ノロウイルスをはじめとした食中毒、徹底解説
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ノロウイルスをはじめとした食中毒に注意!感染源や予防法を徹底解説
冬季を中心に流行するノロウイルスをはじめとした食中毒。
感染力が非常に強く、家庭や職場、学校などでも注意が必要です。
本記事では、感染源や潜伏期間、消毒方法まで、実践的な対策をご紹介します。
ご注意
ご紹介する方法は一部です。いかなる場合においても当方では責任は負いかねます。
御自身の判断、責任のもと行ってください。
感染源はどこにある?
- 汚染された食品(特に生ガキなどの二枚貝)
- 感染者の便や嘔吐物に触れた手指を介しての接触感染
- 飛沫感染(嘔吐物の飛沫を吸い込むなど)
日常生活の中での注意点:
- 手洗いを徹底する(調理前・食事前・トイレ後)
- 食材はしっかり加熱(85~90℃で90秒以上が目安)
潜伏期間と排出期間は?
- 潜伏期間: 感染後24~48時間
- 症状: 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38℃未満が多い)
- 排出期間: 症状が治まってから1週間程度ウイルスが排出される
※特に幼児や高齢者は症状が軽くても感染源となる場合があります。
症状が治まってからの排出期間がとても重要です!
これにより気づかないうちに感染を拡げてしまいます。
仕出しのお弁当などで返ってきた容器、車など
プロは二重三重の対策で消毒、予防をしていても、見えない所での感染は防ぎようがありません。
しっかり申告して感染を防ぎましょう♪
気をつけたいこの違い!
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いとは?
項目 | 次亜塩素酸水 | 次亜塩素酸ナトリウム |
---|---|---|
主な用途 | 手指・食品・室内空間の除菌 | トイレ・吐しゃ物・器具などの消毒 |
pH | 酸性〜微酸性 | アルカリ性 |
刺激性 | 低め(肌にやさしい) | 強め(手袋・換気が必要) |
濃度の目安 | 50〜200ppm | 0.05〜0.1%(500〜1000ppm) |
使用時の注意 | 光や熱で分解しやすい | 金属腐食・混ぜるな危険 |
💡ポイント
- 手指や食品 → 次亜塩素酸水(低刺激・安心)
- 嘔吐物や排泄物 → 次亜塩素酸ナトリウム(強力消毒)
- 使い分けが大事!
嘔吐や下痢が出たときの対処法
周囲の消毒方法
- 嘔吐物・下痢の処理時は手袋とマスクを着用
- 使い捨てペーパー等で静かに拭き取る(飛散を防ぐ)
- 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒
濃度の目安: 0.1%(1000ppm)
作り方: 家庭用漂白剤(6%)50mlを水1Lで薄める
(キッチンハイターなどの塩素系漂白剤)
衣類の消毒方法
- 汚れた衣類は他の洗濯物と分けて処理
- 85℃以上のお湯に1分以上つける
- または塩素系漂白剤で浸け置きしてから洗濯
塩素系漂白剤なので衣服に付くと白くなってしまいます。
煮沸消毒でも代用できますが使用したものは全て消毒するようにしてください。
煮沸なのでキッチン周りでやる事になる場合
菌の飛散も考えられます。十分注意してご判断ください。
最後に:特に気を付けたいポイントまとめ
■食中毒予防のポイント
- 調理・食事の前後はしっかり手洗い
- 嘔吐物や下痢は迅速に正しい方法で処理
- 調理器具は定期的に消毒
- 体調が悪い時は調理を避ける
- 症状がなくなっても油断せず感染予防
まとめ
ノロウイルスなどの食中毒は、日常のちょっとした不注意が原因で広がります。正しい知識と予防対策を身につけて、自分と周囲の健康を守りましょう!